これが日本に飛来するんでしょうか? (管理人)
2013.02.28 より
【北京=牧野田亨】北京で28日朝、健康被害をもたらす微小粒子状物質(PM2・5)の濃度が1立方メートル当たり一時500マイクロ・グラムとなり、日本の環境基準値(1日平均濃度35マイクロ・グラム以下)の14倍を超えた。
北京の6段階の大気汚染指数で最悪の「深刻な汚染」状態となり、市内は再び濃いスモッグに覆われた。
中国中央テレビなどによると視界は400メートル以下となり、北京空港では欠航が相次ぎ、高速道路も各地で閉鎖された。観光名所の天安門広場にもスモッグが立ちこめ、掲げられた毛沢東の肖像画もかすんだ。
汚染物質を含むスモッグに覆われた
北京の天安門広場。天安門に掲げら
れた毛沢東の肖像画もはっきり見えない
(28日午前)=田村充撮影
(2013年2月28日13時29分 読売新聞)
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中国大気汚染 環境基準値2倍超なら外出自粛 環境省が指針決定
sankeibiz 2013.2.28 09:41 より
大気汚染の原因とされる微小粒子状物質「PM2・5」が中国から飛来している問題で、環境省は27日、専門家会合を開き、環境基準値の2倍を超えると予測される日に、都道府県が住民へ外出の自粛などを注意喚起することを柱とする指針を決めた。法的な警報や注意報には当たらない暫定的なものとしている。
指針は、1日平均のPM2・5濃度が、環境基準値の2倍に当たる大気1立方メートル当たり70マイクログラムを超えると予測される場合、外出や屋内の換気を控えるよう注意喚起することにした。
山西省内の工場から噴き
出す白煙(ブルームバーグ)
判断の目安は、早朝の濃度が85マイクログラムを上回ったときを想定。これまでの観測から、この濃度を上回れば、1日平均濃度が70マイクログラムを超えることが多いという。
注意喚起は、濃度により2段階で「行動の目安」を規定。70マイクログラム超では「不要不急の外出や屋外での長時間の激しい運動をできるだけ減らす」とし、特に心臓や肺に持病のある人や高齢者、子供ら影響を受けやすい人は「体調に応じて、より慎重に行動することが望まれる」とした。
70マイクログラム以下では「特に行動を制約する必要はない」とし、影響を受けやすい人は「体調の変化に注意する」とした。
国民の関心が高いマスクの着用は、参考情報として「高性能な防(ぼう)塵(じん)マスクは吸入を減らす効果があるが、通常のマスクは性能によって異なる」と紹介。空気清浄機の除去効果は「機種によって異なり、製品表示や販売店、メーカーに確認する必要がある」とした。
■PM2・5
大気中に漂う微粒子のうち直径2・5マイクロメートル以下と特に小さいもの。髪の毛の太さの30分の1と、通常のマスクも通してしまう。
主な発生源は工場の煤煙(ばいえん)や車の排ガスで、大量に吸い込むとぜんそく、肺がんなどの健康被害が懸念されている。
国の環境基準は大気中の濃度を1年平均で1立方メートル当たり15マイクログラム以下、かつ1日平均で同35マイクログラム以下が望ましいとしている
リンク 福岡県大気測定結果(速報値) 福岡県HP
指針は、1日平均のPM2・5濃度が、環境基準値の2倍に当たる大気1立方メートル当たり70マイクログラムを超えると予測される場合、外出や屋内の換気を控えるよう注意喚起することにした。
出す白煙(ブルームバーグ)
判断の目安は、早朝の濃度が85マイクログラムを上回ったときを想定。これまでの観測から、この濃度を上回れば、1日平均濃度が70マイクログラムを超えることが多いという。
70マイクログラム以下では「特に行動を制約する必要はない」とし、影響を受けやすい人は「体調の変化に注意する」とした。
リンク 福岡県大気測定結果(速報値) 福岡県HP